いつもお仕事お疲れさまです♪
今回は、私はいつもおすすめしているiDeCo、つみたてNISAをはじめとした株式のインデックス運用をするにあたり、信託報酬や手数料が安い「楽天証券」のはじめ方をわかりやすく説明します。
証券口座の開設や株式の購入って、面倒そうだし、難しそう、とっつきにくいといったイメージありませんか?
株で投資運用をやろうかな♪と思った時に、このイメージのせいで、やらなくなったり、先延ばしにしたりしてはいませんか?
楽天のサービスをよく使っている方なら、楽天証券を使うメリットがありますし、楽天銀行で利息が多くつく方法もご紹介します。
もしあなたが躊躇していたり、やり方を知っておきたいのであれば、ぜひご覧ください。
この記事は、15年以上の長期積み立てによる株式インデックス投資を前提として、書いています。短期的なトレードで、利益を得る方法を念頭には置いておらず、なるべく低リスクで長期のリターンを得る手法です。
株式のインデックス運用についての記事はこちらからご覧ください。
【公務員でもOK】楽天証券のメリット
ネット証券大手である楽天証券は、株式を購入するのに利用するメリットが多くあります。
多くのサービスと経済圏を作る楽天グループだからこそできる特典ですね。
購入手数料がゼロ
投資信託の購入する時にかかる手数料は無料です!
ネット証券は基本的に通常の証券会社よりも手数料などは安いですが、2500を超える投資信託の本数がある楽天証券ではさらにメリットを感じます。
マネーブリッジ
楽天銀行の口座を持っている方が、楽天証券の口座を作り、マネーブリッジという制度に申請すると、楽天銀行にある預金の利息が高くなります。
この場合の金利は0.1%で、通常の楽天銀行の金利より5倍になります。
楽天銀行の口座も持っている方は、ぜひこの申請をしておきましょう。
また、マネーブリッジによって、銀行口座残高から自動的に証券を購入できる機能(いちいち証券口座に移す作業がいらない)、入出金がラクにできる機能、楽天ポイントが貯まる機能もあるので要チェックです。
マネーブリッジについての詳細はこちらからご覧ください↓
https://www.rakuten-bank.co.jp/assets/intermediation/charm/rakutenbank.html
楽天ポイントが貯まる、使える
上記のマネーブリッジとハッピープログラムに登録すると、毎月の投資信託残高10万円ごとに楽天ポイントが貯まります。
また、投資信託資産形成ポイントとして、残高に応じて楽天ポイントが付与されます。
ハッピープログラムと投資信託資産形成ポイントは併用できず、どちらか選択制なのでご注意ください。
楽天ポイントを投資資金として使うこともできますので、積み立てたポイントを投資に回すこともできますね。
楽天証券のメリットがわかったところで、実際に証券口座をどう作るのか見ていきましょう。
【最短1週間以内!】楽天証券口座の開設
口座を作るのって、銀行みたいに順番待ちして、時間かかってやっとできるイメージですよね?
楽天銀行はすべてネットで手続きが完了できるので、スマホとメールアドレスと身分証さえあれば、最短1週間ほどで作れちゃいます。
口座開設の申込み
まず楽天証券のサイトに行って、口座開設のボタンを押し、メールアドレスを入力します。
確認のメールが届きますので、サイトのURLからさらに手続きを進めていきます。
本人確認書類
①スマホで本人確認
スマホと運転免許証またはマイナンバーカードがあれば可能で、翌営業日以降にログインIDがメールで届きます。
やり方は、案内に従いスマホで顔写真と身分証を撮影し、そのデータを提出します。情報を入力後、ログインIDが届くのを待ちます。
②書類をアップロードして本人確認
パソコンでやる方、運転免許証またはマイナンバーカード以外で本人確認する方はこの方法になります。
例えば、健康保険証やパスポートを撮影またはスキャンして、そのデータをスマホやパソコンでアップロードします。
情報を入力後、この場合はログインIDとパスワードが「郵送」で約5営業日後に送られてきます。
本人情報入力・ログイン
ログインIDとパスワード(スマホで行った方はパスワード登録が必要)を使って、ログインします。
あなたの個人情報などを入力して、ログインします。
初期設定
ログイン後、暗証番号や勤務先情報を入力して初期設定が5分ほどで完了します。
マイナンバーカード以外で本人確認した人は、マイナンバーの提出が必要になります。
これで開設の作業はひと通り完了です!そんなに大変ではないですよね、窓口に行って手書きでやるより、ずっとラクに短くできると思います。
投資の資金入金
投資を始めるには、投資するお金を口座に入れておかなければなりませんね。
楽天証券で入金する方法は3つありますので、紹介していきます。
マネーブリッジらくらく入金
先ほども出てきた「マネーブリッジ」です。
楽天銀行口座を持ち、マネーブリッジで口座同士がつながっている状態であれば、ワンクリックで楽天銀行から証券口座に入金が可能です。もちろん手数料無料。
ネットバンキング
楽天証券のサイトから、大手を含む11の金融機関のネットサービスを呼び出して入金する方法です。
該当の金融機関サービスを利用しているなら、申請などはいらないですし、なんと入金手数料も無料です。
楽天、三井住友、三菱UFJ、みずほ、ゆうちょ、セブン、PayPay、住信SBIネット、りそな、埼玉りそな、関西みらい、イオン、広島
通常振込
これは通常の振込による入金方法です。
前の2つに比べると、手数料がかかりますし、振込額が反映されるのに翌営業日など時間がかかる場合があるため、おすすめできないですね。
毎月入金するならなおさらです。
さぁ、入金まで済ませたら、いよいよ株式を購入するところです。
取引を始める
ログインし、入金を済ませた段階で、株を購入(取引)をしていきます。
もう少しですが、緊張しますよね。株を最初に買うってけっこう緊張します。
銘柄・ファンドを探す
準備できたけど、何を買えばいいか。
これは私が買うなら、「米国株」「全世界株」「全資産型」です。
ここは重要なところですが、今後の上がり目を考えた時にこの2つに絞っていくと良いと思います。
今回は、楽天証券のはじめ方の記事なので、詳しくは書ききれませんが
米国株は過去20~30年で確実に株価が上がっている。
米国は生産年齢人口が増えている。
日本株は過去20年ほとんど上がっていない。人口減少社会。
新興国株はリターンはあれどリスクが高い。
全世界株でも経済トップの米国株が半分近くを占めている。
全世界株は増え続ける世界の人口を考えると総じて上がり目がある。
全資産型とは、先進国、日本、新興国における、株式と債券とREIT(不動産投資信託)が一定の割合で組み込まれた商品でバランス○
これらの理由で私はおすすめしています。各銘柄については、S&P500とかVTといったワードをご自身で調べてみてください。
別で解説するつもりですが、人に言われたものを鵜呑みにして買うのは危険です。運用はあなたがするものなので、内容を理解したうえで「自分で」選ぶことが良いと思います。
どれだけ買えばいいの?
買う銘柄が決まったところで、これも悩みどころですね。
こちらも書ききれませんが、あなた(家庭)の状況と今後の資金繰りを考えたうえで決める必要があります。
まずやるべきは、資産の状況把握です。
貯金のうち、生活費の6ヶ月分、今後の必要な資金(結婚、住宅購入頭金、私立学校入学金など)といったまとまったお金がシミュレーションでも良いのでどれだけ必要か計算してみてください。
さらに、年間でどれだけ貯金ができそうか、生活費や保険のお金などを引いて計算しましょう。
このうえで、つみたてNISAに月33,333円、iDeCoに月12,000円、投資信託に○○円といった選択肢が見えてきますよね。
安定した収入と昇給が見込める公務員は、この計算はすごくしやすいと思います。
ちなみに、収入から天引きされ、厚生年金と年金払い退職給付は既に積み立てられている状態ですので、それを踏まえて選択していきましょうね。
つみたてNISA、iDeCoに関しての記事はこちらをご覧ください↓
おすすめは再投資型で積立注文
いざ注文となると、再投資やら分配金やらのワードが出てくると思います。
投資信託で利益が出た場合、すぐに分配金でもらう方法とその利益を再投資する方法があります。
長期で投資するなら、再投資型にするのが確実におすすめです。複利の効果が得られて、時間が経てば経つほど得られる利益に差が出ます。
複利の絶大な効果については、こちらの記事で説明しています↓
再投資型を選んだら、これを毎月定額で積立注文にすると、手間がかからず、自動的に買い付けを行ってくれます。
株価が上がっていても、下がっていても15,000円分と決めたら、毎月決まった日に15,000円分機械的に買い付けてくれます。
株は当然に、急に上がったり下がったりします。その度に大きく儲ける、大きく損失するといったギャンブルのイメージが強いです。
しかし、世界的にみて株式市場は右肩上がりに成長していっています。
1980年からの30年で見た時に、米国のNYダウ平均株価は約30倍に成長しているのに対し、日経平均株価は1989年頃に38,000円くらいをピークに、日銀が買い支えてなんとか30,000円弱です。
少しそれましたが、これらを踏まえて、私は株式は外国に投資しています。無理なく、できる範囲で。
今後の日本円が米国や中国、インド、ブラジルやアフリカの新興国に対して、どのような立場になるか、考えながら意識を向けていきたいですね。
楽天証券安心はじめ方ガイドまとめ
楽天証券のはじめ方や、注文の仕方、そして最後は今後の株価まで少し飛躍してしまいました。すみません。
ですが、株式投資はリスクはゼロではありませんし、最後は自分で決めて買ってほしいと思っています。
自分で買うとなると、どの銘柄でどの投資方法でどれくらいの量を買うかということを真剣に考えると思います。その時には、日本の行く末、世界の経済状況といった情報が必要になってきます。
ぜひ、やりながら勉強を続けることで、あなたに合った適切な運用が見つけていってください。私ももっと勉強しながら、お役に立てるものを書いていきます!
長文をお読みいただきありがとうございます。
またお会いしましょう!ありがとうございました!