公務員が投資をしたがらない理由5選|逆にリスクある固定概念

いつもお仕事お疲れさまです♪

こないだふと思ったことがあって

キン太
公務員で投資している人はどれくらいいるのだろうか?

私が地方公務員をしていた時の周りでは、一部保険商品、iDeCo、NISA、不動産、仮想通貨などをやっていると聞くことがありました。

株式投資を密かにやっている定年前のおじさんで、出世していなくてもお金がたくさんある人を何人か見たことがあります。

逆に全くやっていない人も半数近くいた感覚です。

やっていない人の中には「投資はこわいから、一切やらずに堅実に節約して貯蓄する」といった方もいました。

キン太
投資をやるなんてこと自体考えてない方も多かったですね。

家庭を持って、結婚や子どもができたり住宅を購入するときになって保険やお金のことを真剣に考えるケースが多いのが実情です。

だけど、守るものがあると投資というリスクがあるものは手を出しづらくなりませんか?

この記事では、公務員が投資をしない理由、あるいは積極的にしない理由を5つ挙げます。

元公務員の私が将来や老後に向けて、公務員にも投資の必要性があることを示す内容です。

煽るような言い方になってしまいましたが、なんとなくやってない、よくわからないからやってない方はぜひご覧になって、選択肢の1つとして加えていただければ幸いです。

▼私の失敗談やおすすめしない投資法に関しての記事はこちらをご覧ください。

理由① 公務員は老後安泰の風潮

公務員は平均より上の給与で退職金も多く、年金もたくさんもらえて老後は安泰

という幻想がまだ世間ではあるように思えます。

確かに、民間の平均よりは良い待遇であることは間違いありません。

でも、日本は今後人口減少で経済は縮小し、大きな発展はあまり望めません。

キン太
現に、物の値段は上がり税金負担は増えているものの、賃金は大して上がりません。

強烈なデフレによってまだ抑えられてはいるものの、給与に占める自由に使えるお金は確実に減っています。

今後も税負担と社会保険料は上がっていくことは間違いありませんよね。

政府も経団連などへ賃金の底上げを呼びかけてはいますが、各企業も生き残りに必死ですから簡単な話ではありませんよね。

公務員も民間給与をベースに賃金が決まっていますから関係のない話ではありませんし、税金と保険料も一緒に影響を受けます。

かつて共済年金で保険料は優遇されていましたが、平成27年から厚生年金と一元化されました。

加えて、退職金もゴリゴリ減らされているのが現状です。

怖い感じで書きましたが、これらは事実であり比較的恵まれているものの、今の20代30代公務員も何もしないで老後安泰とは言い難いのではないでしょうか。

今までは投資で資産運用をしなくとも、定年まで頑張って勤めることで老後も心配なく過ごせるということが言えたのかもしれません。

キン太
常に世の中は動いており、今までの制度でこれからの変化に対応できるとは言い切れないですよね。

理由② 公務員は副業禁止

公務員はご存知のとおり、職務専念の義務があり他の団体や企業への従事や経営は制限されています(国家公務員法第103~104条、地方公務員法第38条)。

なぜ投資は副業とイコールではないのに投資をしない理由に当たるかというと

副業禁止が職務以外でお金を増やすことに目を向けることを妨げていると思うからです。

不動産の売却益目的の投資は禁止ですが、不動産経営は許可を得ればできますし、株式投資だってできます。

キン太
しかし、本業以外でお金を儲けることは法律違反であるという認識が、公務員の投資意欲を削いでいるように考えます。

理由③ 公務員職場の雰囲気

②とも関連しますが、公務員は職場で資産運用の話はしにくい雰囲気があります。

それぞれ住宅ローンを組んだり、株式投資などをやっていますが、それを職場の人の前で言うものではない雰囲気です。

民間もそうなのかもしれないですが、公務員は

「副業なのでは?」

「仕事中も他のことやってるんじゃないのか?」

といった疑いを生む可能性があります。

キン太
なので、よりこの手の話には互いに警戒心が強いのです。

興味を持っていても気軽に情報交換とかできないし、やはり意欲が削がれて結局やらないことが考えられます。

理由④ 安定志向の公務員

強い志を持っている人もいれば、安定を求めて一生懸命勉強して公務員になる人もいます。

就職の理由にほとんどの人が安定している、将来が設計しやすいというものが少なからず含まれています。

キン太
1番目には日本の治安を守る、人命を守る、次世代を育てるといった理由があるにせよ、お金のことも大事ですからね。
親が子どもに公務員になってほしい気持ちも良くわかります。

そんな安定志向の公務員ですから、リスクを小さく堅実に生きていこうとしますよね。

投資は絶対はなく、損失のリスクは必ずあります。

安定とは反対の投資の性質がありますので、この点も嫌煙される理由の1つと考えます。

理由⑤ 投資=投機(ギャンブル)という概念

これは公務員に限らないことですが、投資はギャンブルと同じように扱われがちです。

ギャンブル(投機)とは短期的な価格の変動を目論んで、利益を得ようとする行為とされています。

パチンコや競馬、宝くじ、カジノがわかりやすいところで、株式投資でも売って買ってを短期的に行うものについては含まれますよね。

「不確実だけど当たればでかい、一か八か」と言うとわかりやすいでしょうか。

反対に投資は付加価値を生み出すことを目論んで長期的に取り組むものといったところです。

家賃収入を得る不動産、長期的に運用する株式、自分のために教材購入や通学といったものが投資に含まれます。

キン太
両方ともリターンを得る意味では一緒ですが、短期か長期か、リターンを得る確率で違いがありますね。

ギャンブルは依存性が高いものが多く、のめり込み破産するイメージがありませんか?

確かにその危険はあります。破産しなくても、それが原因で資産を築けない人はいます。

私は公務員時代、生活保護の仕事をしていましたが、ギャンブル癖の方も多くいました。

その依存性はタバコと酒と並んでなかなか厄介なものです。

ですが、投資とギャンブルは全く同じではありません。

あなたが今お読みいただき、お金のことで学んでいるとしたらこれも時間の自己投資です。

キン太
ギャンブル性が高いものはおすすめしませんが、私は投資することであなたの将来の資産となるものについてはおすすめしたいと思っています。

公務員におすすめの投資

以前の記事にも書いてますが、貯蓄型と年金保険、不動産投資、仮想通貨やFX、株式投資のアクティブ運用は私はおすすめしません。

一貫して、投資信託のインデックス運用、特にiDeCoとつみたてNISAはおすすめです。

投資信託は株式の詰め合わせセットをプロのトレーダーに運用してもらうものです。

さらに、インデックス運用はダウや日経平均、S&P500といった指数に価格が連動して運用する方法です。

米国や世界全体の投資信託にも投資が可能で、株式市場は暴落もありながらずっと右肩上がりであることを考えても、絶対ではないですが堅めの投資方法だと考えています。

iDeCoは投資分が毎年の所得から控除され運用益も非課税、つみたてNISAは20年間運用益が非課税であることが特徴です。

米国や世界株の投資信託をiDeCoやつみたてNISAでインデックス運用する。

キン太
これが今1番のおすすめ投資です。

全然何いってるかわからない!けど気になる!そんな方は以下の記事をご覧くださいね♫

公務員が投資をしたがらない理由まとめ

まとめ

老後安泰の風潮

副業禁止

職場の雰囲気(営利でない職務柄)

安定志向

投資=投機ギャンブル

おすすめの投資は、投資信託インデックス運用(iDeCo、つみたてNISA)

お読みいただきありがとうございます。

毎日を忙しく過ごしていることと思いますが、世の中はどんどん変化していっています。

変化にうまく対応し、生き方を変化させていくことが大事であると思います。

いま行動するかどうかで、将来の自分に良くも悪くも反映されるところです。答え合わせは実際に未来になった時しかできません。

またお会いしましょう!ありがとうございました!

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ABOUTこの記事をかいた人

地方公務員事務職10年と投資経験をもとに「公務員ができる投資」と「公務員の恋愛・婚活」について記事を書いています。 公務員のメリットを活かせる内容で現役職員の資産づくりと幸せライフを応援します。一児の父、社長の妻をもつ30代男です。