公務員の皆様、いつもお仕事お疲れ様です。
今回は超安定で結婚したい職業で人気の公務員が、公務員同士で結婚する場合のメリットとデメリットを元公務員の私からお話しします。
デメリット、私的にはあります(笑)
しかし、客観的に見たらメリットの方が大きいのではないかと思います。
この記事を読むと
家族計画が明瞭になる
自分に合っているかわかる
公務員でご自分の同じ職場で結婚をご検討の方、可能性のある方はぜひご覧ください。
【公務員同士の結婚】都会地方公務員の例
私は都市部の地方公務員を10年していましたので、そこで目の当たりにしてきたことを元に思うところをお話しします。
まず私の同期(同年に入庁)だと、同じ役所内で結婚したカップルが10組はいます。
そのうち、同期同士は5組以上です。
上司世代(40代以上)は、もちろん同じ役所内もいますし、保育士や児童館の先生たちと頻繁に合コンが組まれていた時代があったらしく
【事務職員✖️女性の多い専門職(保育士等)】
この組み合わせがまぁ多いこと多いこと
かなり王道のパターンだったみたいです。
なお現在は、専門職の採用が以前よりも少ないため、若い専門職の方は少なくなりつつあり、その組み合わせはあまり見られなくなりました。
結婚されてない方も今は多いですが、既婚者の中の公務員同士の割合は3~4割程度はいると思います(キン太調べ)。
ちなみに、役所職員と警察や消防士、教師といった組み合わせはあまり見られませんでした。
あまりに職務内容が違い、接点も少ないので民間企業と同じくらいの距離感なんですかね。
そんな絵に描いたようなシナリオ、言ってみたいもんですね。
では、そんなカップルたちを数多く見てきた私が、公務員同士の結婚のデメリットをお伝えします。
【公務員同士の結婚】デメリット
私は地方自治体に勤めていて、同じ社内のカップルを見て感じたデメリットを以下に列挙します。
確かに、違う業種では以下の点は当てはまらないと思いますが、相手が警察官や消防士、自衛隊、教師、国家公務員でも働く時間帯やしきたりなどは大きく異なることもあります。
この点で、パートナーは働き方の理解が必要になります。
プライバシーが守りにくい
同じ社内で結婚すると、すぐに職場内でその事実は広がります。
「〇〇さんて〇〇さんの奥さんなんだね、こないだ旦那さんと飲みに行ってさ~」
社内のスケジュールシステムでも互いの予定が見れたり、休みが被っているのが他の人から見られやすくなるといった、プライベートが職場に見られている感があります。
もちろん大半の人はそんなに興味はないですが、暇な人がいてですね、意外と見てる人もいるんですよ。
役所系は異動が頻繁にあるので、互いの知り合いはどこにでもいて、パートナーの仕事ぶりやふるまいにも気を使う場面もあったりします。
離婚リスク
これは、実際に散見されます。
同じ職場で生活リズムや収入が似通っているからといって、価値観や性格は人それぞれ。
当然別々の道を歩む選択をすることもあります。
公務員は基本的に終身雇用ですし、遠方への転勤もないですから、離婚後も同じ社内で働いていくケースがほとんどです。
一般人とはいえ、世間体が気になる方は特にこの点は考慮しておいた方が良いと思います。
結婚同様、離婚のニュースも社内を巡ります。
同じ場所で働く以上、ずっとついてまわりますね。
そんなの気にしない方は大丈夫でしょう。
隠し事がしにくい
これは1つ目のプライバシーと似ていますが、パートナーや周りの職員に個人の予定や秘密がバレやすい点があります。
若手の誰々とランチに行ってた
飲み会で隣の子と楽しそうにしてた
有給を使って1人でどこかに行ってた
別にやましいことがなくても、わざわざ知られたくないこともありますよね?
結婚しても子どもができても、1人の時間は誰しも欲しいはずです。
その休息を気持ち良く取れない人を、何人か見てきました。
これもまぁ、気にしなきゃいいですけど、パートナーの方の性格とかにもよりますので、その点も考慮しておいた方が良いかもしれませんね、
束縛系の相手だと、ちょっと問題になりやすい環境かもしれません。
次は、公務員同士の結婚のメリットについてお伝えします。
【公務員同士の結婚】メリット
定年時には準富裕層のパワーカップル?
一般に公務員は、年功賃金で終身雇用、共済年金はなくなり以前よりは厳しいですが年金制度も充実しています。
20~30代のうちは、そんなに実入りが多くはありませんが、40代以降は順当にいけば主任や係長クラスで都市部では700~800万円くらいの年収になります。
昇進の速さ次第では40代で1000万円にいく人も全然います。かなり大変そうですが。
50代では都市部で800万円以上はいっている人が現状多いです(地方上級クラスの事務)。
これが2馬力となれば、世帯年収で1500万円以上は固いです。
ある程度、貯金や資産運用をしていれば定年時には、退職金も合わせれば資産5000万円ほども夢ではありません。
年金も退職給付部分も合わせれば、民間企業に比べれば多めだと思います。
これにiDeCoも合わせればかなり強固な老後の基盤になりますよね。
とはいえ、退職金や給与、年金額が減り続けていることも事実なので、若くてこの記事を見ていただいてる方は資産運用も考えましょう。というのが私からのメッセージです。
住宅ローンが組みやすい
公務員が家を購入する際に住宅ローンを組もうと思ったら、金利は最高クラスに低くできます。
それだけ安定した収入が見込めて、社会的信頼度も高いということです。
頭金をなるべく多めに入れてローン金額は少ない方が良いですが、それでも金利が低いと利息が通常の方に比べて少なくて済むためかなりお得です。
子育てがしやすい
※こちらは、勤務時間が不規則な公務員の方には当てはまらないかもしれません。
子育ては住宅に並ぶ、多くお金がかかるところです。
1つ目の収入面、2つ目の住宅ローンの部分も含め、子育てをするのに公務員同士の結婚は最高レベルです。
転勤がない、時間的に生活リズムが作りやすい、家族での予定が立てやすいなど生活面でもメリットは大きいです。
出産子育ての制度も職場で充実しています。
私は妻が民間企業で、自分の職場と比べて周りの理解のなさに愕然としたことをよく覚えてます。
仕事を離れ、安心して出産や子育てができるのは本当に大事なことだと思います。
では最後に、公務員同士で結婚するために何を心がければ良いか、どんな出会い方なのかといったお話をします。
【公務員同士の結婚】実現するには?
同じ職場
圧倒的にこのパターンが多いです。
特に男性が年上、女性が年下のパターンです。私はこの「先輩マジック」をいくつも目の当たりにしてきました。
頻繁に異動がある特に若手は、歳の近い人同士でOJTがよく行われてます。
これで労力がなく、距離は縮まるんですよね。
LINEを上手くして、デートにこぎつけ、距離を縮めるよりよっぽど楽勝です。
仕事中にプライベートな会話が徐々に入ってきて、飲み会でも互いの理解を深めることができます。
毎日顔を合わせると、好意を抱きやすいのが人間の心理です。
これらの要件が揃うと、恋愛関係に発展しやすいです。
役所は一定期間我慢すれば異動があり、そのタイミングで告白とか交際をオープンにするパターンが多いです。
同期・社内の飲み会
同期や職場、職場の知り合い同士の飲み会は、コロナ前はしょっちゅうありました。
違う職場であれば、距離をある程度縮めれば積極的にアプローチも取りやすいです。
交際に発展し、そのままゴールインのパターンですね。キレイな流れ。
あまりしつこいと嫌われ、変な噂が流れるのでアプローチは慎重にいきましょう。
違う自治体・業種同士の交流
私はこれけっこうおすすめです。
公務員同士、互いの仲間意識があって、他の自治体とか業種に興味を持っている人はいます。
話題にしやすいことも多いので距離は縮めやすいかと思います。
結婚しても、上記のデメリットは少ないかと思うので、メリットはその分大きいですね。
公務員同士の結婚まとめ
プライバシーが守りにくい
離婚リスク
隠し事がしにくい
※主に同じ社内の場合を想定
定年時の資産が相対的に多い
住宅ローンが組みやすい
子育てがしやすい
お読みいただきありがとうございました。
公務員同士という部分にフォーカスしましたが、相手がどこで働いていようが、まずは自分と合った人と結婚するのが1番だと思います。
それを見極める目を養うために、恋愛力をつけましょうとブログ内でお話ししています。他の記事も見ていってください。
またお会いしましょう!それでは!